親子で楽しく夕涼み会

那智勝浦町立大野保育所(山田眞理子所長)は7月29日に夕涼み会を行い、浴衣や甚平を着た親子、地元の小学生など約40人が参加しました。–pagebreak–

まずは園児たちによるお遊戯「おむすび音頭」が披露され、おむすびに似せたうちわを手に踊り、夕暮れとともに楽しく会が始まりました。

縁日のコーナーには、かき氷、ヨーヨー釣り、輪投げ、金魚すくいなどが用意され、中でも先生お手製の「ワニワニパニック」のコーナーではみんな興奮している様子でした。これは、段ボールの下から先生がワニに見立てたスリッパをすばやく出し入れする仕組みで、ワニが飛び出るたびにハンマーでたたくゲーム。これが結構難しいようで、どの子も一生懸命にハンマーを振っていました。ただスリッパのワニが恐くて泣き出してしまう小さな子もいました。

そしてメーンイベントは先生たち出演の「おばけ屋敷」。筆者もおばけの一員として参加したのですが、大人でも怖いなと思うほどの出来映えでした。

子どもたちの「キャー」という声が飛び交い、中には「ごめんなさい」と謝っている子も。外で待っている保護者たちにとっても楽しく、泣いて出てくる子どもを笑顔で迎え、「がんばったねぇ、怖かったねぇ」と声を掛け、大盛り上がりでした。

最後は、花火を囲んで締めくくり、子どもたちだけでなくみんなに笑顔があふれていて、この夏の楽しい思い出の一つとなりました。
(執筆:しゅん)

親子でおむすび音頭

ヨーヨー釣りに真剣な子どもたち