姓のルーツを探る色川姓サミット

色川姓サミット

自分の名字にはどんな意味があるんだろう?その由来は何だろう? みなさんも一度は考えたことがあるのではないだろうか?

11月6日、色川小中学校新校舎で、色川姓の皆さんが集う第2回色川姓サミットが開催された。開催の主体は、色川姓サミット実行委員会(会長 田古良元昭)。2014年に続き、二回目の開催となる今回は、総勢15名の色川さんが色川を訪れた。

当日は、色川合唱教室による歓迎コーラスのあと、田中弘倫先生による講演「色川・色川姓に誇りを!」を拝聴。色川という地名の由来や、色川姓との関わり、色川姓の偉人紹介などが話された。色川という地名の由来は諸説あるが、色川姓の由来は、ほぼ間違いなくここ色川だと、講演中、田中先生は強調。参加者たちは、納得の表情で聞き入っていた。

同時に虫干しをかねて展示された文化財を見学。その後、清水屋敷や平維盛五輪の塔など、色川姓ゆかりの地を見学した。

前日には歓迎のレセプションも開催。那智勝浦町副町長や観光協会会長も駆けつけ、江戸芸かっぽれや盆踊り保存会(会長松村光隆)による色川盆踊りの披露など、盛り沢山の内容で色川さんを歓迎した。

参加者からは、「初めて色川に降り立ったが、初めて来た気がしない。なんだか本当の故郷に帰ってきたようだ」「先祖と同じ空気を吸っているかと思うと、万感の思いだ」など、感動の言葉を口にされていた。

2年おきに開催される色川姓サミット、次回は2018年になる予定だ。全国の色川さんとつながりを深め、住民の方々とも交流が深まる企画として、恒例の行事に育っていくのではないだろうか。

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