色川が、またひとつ明るく

口色川区では、獣の隠れ場所を減らす害対策と景観維持のために、民家や田畑、道路周辺の不要な木を伐採する「色川を明るくする会」(新宅伸一会長)の活動を行っている。これまでの活動により、サルなどの獣が近づきにくくなったり、日当たりも良くなったりと、かなり明るくなってきた。

3月11日に行った活動では、口色川区の住民16人ほどが色川診療所付近に集合。診療所から仙人滝までの山道を整備する班と、すでに伐採した木を片付ける班に分かれ作業を行った。

仙人滝は観光客が訪れることもあり、道中の草木を刈るなど安全に歩けるようにした。木材の片付けは、ユニッククレーン車で木材を吊り上げて載せる作業。ちなみに、その木材は「雀の涙にしかならない」が原木市場に持っていくそうだ。

作業は半日で無事に終了。その後、新宅会長が特製カレーうどんを用意してくれ、みんなでビール片手に労をねぎらった。

最近、口色川以外でも木を伐採する活動が増えつつあり、色川全体がますます明るくなることだろう。