大石峻也君が新聞コンクールで奨励賞に

10月25日、色川中学校に「ほっと色川」の記事になりそうな情報がないか聞きに行ったときのことです。ある程度聞き終わったところで、一本の電話が職員室に鳴り響きました。
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受け答えをした畑尻正大校長先生によると、2年生の大石峻也君が、「いっしょに読もう!新聞」コンクールに県内で一人だけ入選し、読売新聞の記者が取材しに来るとのこと。その場にいた先生たちは驚きの声を上げていました。

日本新聞教育文化財団が今年初めて企画したこのコンクールは、家族や友人と新聞記事を読み感想・意見を書いて応募するもの。全国の小中高校などから1万2290点の応募があり、その中の124点が奨励賞を受賞しました。

さっそく大石君に報告すると、本人も「まさか」とびっくり。彼が選んだ記事は、インターネットの掲示板に悪口を書き込む「ネットいじめ」をテーマに大阪の中学生たちが劇を上演するという内容。

「ネットいじめは、僕の周りではまったく考えられないことなので、これを機会にもっと深く知ろうと思いました」

友達にも記事を読んでもらい、話し合った結果、「やっぱり現実世界でのコミュニケーションが一番大切なんだと気づいた」とのこと。その感想文で「賞をもらえてうれしい」と笑顔を見せました。
(執筆:ヨーヘー)