色川発の涼スイーツ

「色川よろず屋」(口色川742−2)の隣に、新しい食品加工施設「あぐり工房いろかわ」(大河内至代表)が完成し、このたび初めてとなる商品が発売されました。–pagebreak–

自家製の梅シロップと梅ジャムを使った「梅っ。」と、色川茶の両谷園の緑茶を使った「茶。」の2種類の寒天スイーツです。どちらも、色川で今年収穫された梅と緑茶を使用しています。

気になるお味は、「梅っ。」は程よい酸っぱさがアクセントとなり夏にぴったりのさわやかなおいしさ。「茶。」は緑茶の風味がしっかりとして、上にのせた手作りの粒あんとの相性がGood。

開発に携わった大河内啓子さんらは、何度も試作して周囲の人たちの意見を聞きながら、試行錯誤を重ね、約1カ月かけて完成させました。素朴な手作り感を大事にしているそうです。

また、「安心して食べられるものを身近なところで提供したい」「自分たちが食べたいと思うおいしいものを食べていただきたい」という思いから、原材料にもこだわり、添加物や保存料は使用しておらず、子どもにも安心して食べさせることができるのもうれしいですね。

新たな産業・雇用の場づくりを目指す同工房では、今後も色川の農産物を使用した商品を開発していく予定で、お茶のプリン(「ほうじ茶ミルクプリン」を近日発売予定)や焼き菓子、漬け物なども検討しているようで、とても楽しみです。

夏期限定商品の「梅っ。」「茶。」は現在、Aコープなち、Aコープランティス、道の駅なち、色川よろず屋で販売されているます。価格は各2個入りで230円。問い合わせは色川よろず屋(0735-56-0500)まで。
(執筆:しゅん)

新商品の「梅っ。」(右)と「茶。」

近日発売される「ほうじ茶ミルクプリン」。両谷園の上ほうじ茶と地元産牛乳を使って作られている

新設された工房で作業するスタッフ