約60人が昔の遊びを楽しむ

今ではあまり見かけなくなった昔ながらの懐かしい遊びを楽しむイベントが、1月23日に円満地公園オートキャンプ場で開催され、子どもからお年寄りまで、約60人が参加しました。
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屋内では、こま、おはじき、けん玉、かるた、将棋など、屋外では、たこ揚げ、竹馬、竹とんぼ、竹鉄砲などが用意され、参加者はそれぞれ興味のある遊びを体験。

また、むしろ織り機のほか、昔の農機具として、牛で田んぼを耕すときに使う牛耕の道具や、米を脱穀する足踏み脱穀機、脱穀した後にもみともみがらやわらくずを風で選別する唐箕(とうみ)も展示されました。初めてむしろ織り機や昔の農機具を見る参加者は、地元のお年寄りからむしろの織り方や使い方を教わるシーンも見られました。

たこ揚げ用のたこは、子どもたちが自分で好きな絵を描き、尾やたこ糸を付けて仕上げました。おにぎり、みそ汁、ぜんざいの昼食をはさんで、午後にたこ揚げ大会を予定していましたが、残念ながら風があまり吹かなかったため中止に。

代わりに竹馬競争が行われました。小学生の部と中学生以上の部に分かれた出場者は、それぞれ午前中の練習の成果を競い、上位入賞者には円満地公園のプール無料券などが贈られました。

また、屋内ではかるた大会や百人一首大会も行われ、子どもたちの楽しむ姿が見られました。

主催した円満地公園は「色川だけでなく、勝浦などからも予想以上に多くの方々が参加してくださり、本当にありがとうございました。今回のイベントは初めての企画ということもあって、準備や進行等に至らない点も多かったと反省しております。そういった問題点を改善し、今後もさまざまな楽しいイベントを企画していきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いします」と話しています。

(執筆:たき)

むしろ織り機、昔の農機具も展示されました

それぞれたこに絵を描いて仕上げました

竹馬競争の様子

かるたを楽しむ子どもたち