みどりの会のゴキブリだんご作り

ゴキブリが出始める季節、色川地区の婦人会「みどりの会」(齋藤真弓会長)は、ゴキブリ駆除のホウ酸だんごを作って各家庭に配布する活動を毎年行っています。口色川区では、23日に会員が集まってだんごを作り、区の全戸と色川診療所や寺社に配りました。
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だんごの材料は、会員が持ち寄ったタマネギ4キログラムと、小麦粉2キロ、砂糖600グラム、ホウ酸5キロ、牛乳500cc?適量。タマネギをフードプロセッサーですりつぶし、ほかの材料とよく混ぜてでき上がり。集まった会員12人が分担して、わきあいあいと手際よく作り、1時間ほどで作業が終わりました。

全戸分に分けただんごは、会員が手分けして配布しました。それを各家庭で直径2?3センチに丸めて天日でよく乾燥させ、ゴキブリが出そうなところに置いておきます。すると区内のゴキブリが駆除されるというわけです。

今回初めて参加した会員は「ゴキブリがたくさん出てきて困っていたので助かるし、こういう場は勉強になる」と話していました。

作業終了後、齋藤会長が役員会で話し合われた今年の活動テーマを会員に報告。「今年は色川の伝統を受け継ぐことがテーマ。例えば鎌の研ぎ方など、色川のお年寄りが何気なくしていることでも、若い世代がきちんと知らないことが多いので、そういうことをお年寄りから見聞きして学ぶようにしたい」と伝えました。
(執筆:たき)

すりつぶしたタマネギと小麦粉、砂糖、ホウ酸、牛乳をよく混ぜる

袋に小分けして、口色川区全戸に配布しました