住みよい村づくりへ向けて

最近、各集落で明るくする活動が進んでいるのをご存知だろうか?

南平野地区では、猿がよく来ていた川沿いの栗や柿の木がなくなり田んぼ周りが明るく。小阪地区では、県道下の雑木が伐られ棚田の見通しが明るくなった。口色川地区では診療所の上、縣川沿い、杉本神社周辺など、数カ所が広範囲に渡って明るくなった。

今年度から農水省「農山漁村振興交付金」を活用し、3年にわたる事業を開始しているのである。色川地域振興推進委員会(会長 新宅伸一)が中心となり「色川住みよい村づくり協議会」を組織し、「空き家・空き農地の維持継承事業」をテーマに活動を行っているのである。

活動は木を伐るばかりではない。大野地区では空き家の調査を行い全83軒中36軒が空き家(空き家率43%)ということが分かり、空き家の状態や持ち主の意向などをまとめる作業を行なっている。 獣害対策、日照の確保、景観保全、防災対策、人の受け入れなど住みよい村づくりへ向けた環境整備活動を行なっているのである。