歌で人を、色川を元気に

コーラス

「♪ここをコーラスのまちにしよう。ここをコーラスの天国に」

これは、「公民館色川合唱教室」の練習曲、「コーラス色川ソング」の出だしの一節。同教室は、この歌詞のような思いで活動を続け、10年以上になる。

現在は、およそ26人が在籍。「参加できるときだけ」「休止中」という人もいて、自分のペースで、地区や年齢、性別を超えて和気あいあいと活動中だ。

歌を指導するのは丹野伸先生。以前、色川小学校で教頭先生を務めたときから合唱教室の指導をするように。先生は「ほめてのばす」という言葉がぴったりのやさしさと温かさがあり、参加者からの信頼がとても厚い。また、参加者曰く楽譜に頼らず歌う楽しさを引き出すのが上手で、楽しく、しかもいつの間にか上達しているそうだ。

「地区をこえ、皆が集まる場としても、とても貴重な時間。忙しいときこそ、歌うと頭も身体もすっきりして、とっても元気になります。無理せず楽しく、末永く活動が続いていくといいなと思っています」と現在代表の大野区・白水洋子さん。

基本的に毎月第1、3木曜日午後7時から、色川中学校講堂で練習中。今からでも、10月30日の町民音楽祭への出場は十分間に合うそうだ。合唱をやったことがない人も、まずは見学したいという人も大歓迎。ぜひ次回8月18日の練習をのぞいてみてほしい。