新演目加わり賑やかに 色川大文化祭

文化祭保育所発表

ポカポカ温かい天気の2月28日、第8回色川大文化祭が開催された。籠ふるさと塾の講堂には多くの人が訪れ、日頃の練習の成果が披露された。

トップバッターは、保育所の子どもたちによる合唱。元気いっぱいの歌声が響き渡る。それから、腰の切れが抜群の江戸芸かっぽれやフラダンス、色川合唱教室の玄人はだしのステージが続き、文化祭常連マギーズの手品では、爆笑しつつも新作手品にオオ~ッとドヨメキがわいた。

そして、色川さすらい劇団による「泣いた青鬼」。人間と仲良くなりたい赤鬼のために、友達の青鬼が人肌脱ぐのだが、最後は青鬼が住処を追われてしまい、後悔した赤鬼が泣くという童話の続きの話。ラーメン屋を営む赤鬼が人間の嫁と2人で青鬼を探しに地獄へ行くのだが、釜茹でにされる亡者や弁天様、閻魔様など面白くて憎めないキャラが盛り沢山だった。

午後の部では、シャンソン歌手Miyaさんの美声を堪能した後、小阪住民による小阪劇場が演じられた。2人合わせて120歳の小阪ボーイズによる漫才、忘年会ではお馴染みのデュエットと踊りに続き、小阪で昔から行われている亥の子祭りが再現された。本来、電線に届くほどの長い竹を突くのだが、天井の関係で小ぶりの竹を使用。それでも祭りの楽しそうな雰囲気が十二分に伝わってきた。

その後の空手教室の演武、色川で数少ないJK(女子高生)によるアップテンポのダンスは、見るたび上達していく子どもたちの成長に驚くやら誇らしいやら。そしてトリは色川バンドならぬ、ごった煮バンド。4人のボーカルがそれぞれの持ち歌を披露し終演となった。去年に比べて演目数はやや少ないが、内容の充実さは決して劣らない素晴らしいステージに拍手!

文化祭小阪劇場