移住者を呼び込め! 和歌山県移住相談会

移住相談会

都市圏から地方への移住者が、年々増加傾向にあるそうだ。東京からだと、都心から比較的近い長野県や山梨県の人気が高いようだが、和歌山県も負けじと、移住説明会や相談会を開き、和歌山県への移住をアピールしている。

その一環で、5月27、28日に地域おこし協力隊・移住者合同説明会が東京で開催された。当日は、県内7市町村が参加し、各地域をPR。那智勝浦町からは、現役地域おこし協力隊の米川智史と、移住者の矢作忠さん(小阪区)がそれぞれトークセッションとゲストスピーチに登壇。個別相談では、役場観光産業課の橋爪卓郎さんとともに、それぞれの仕事について参加者に説明を行った。

会場では、2日合わせて30人以上が参加。参加者は、各地域の担当者と地域の特徴や移住後の生活、仕事についてざっくばらんに話しており、移住後の自分の生活について、想像を膨らませている様子だった。

「自分のやりたいことだけを追求したい」という参加者の声もあるが、そうではなく、地域にとっても移住者にとっても幸せな出会いとなるために、こうした説明会がよいきっかけになるだろう。願わくは、説明会に参加した方と、色川で出会うことができたらと思う。