問われる農村の維持と振興〜口色川区編〜
9月12日、休日の朝9時。口色川区の住民が、に集まった。中山間地域等直接支払制度の取り組みで、に猿檻を設置するためだ。前号の大野編に引き続き、今号では、口色川区の同制度への取り組みを取材した。 同区には、10年程前に設置…
9月12日、休日の朝9時。口色川区の住民が、に集まった。中山間地域等直接支払制度の取り組みで、に猿檻を設置するためだ。前号の大野編に引き続き、今号では、口色川区の同制度への取り組みを取材した。 同区には、10年程前に設置…
「昔は水ようけあったのに、少なくなった」 各地区でこんな声を聞くことがある。 口色川区では昨年夏、縣にある小谷の水が干上がった。「こんなこと、今まで生きてきて初めて」と近くに住む久保惠資さんは言う。この時、飲み水も危ない…
暑さが厳しくなってきた8月2日の日曜日、棚田地域振興コンシェルジュ・大川武士氏を招いての棚田地域振興に関する勉強会が口色川会館で行われた。主催は棚田地域振興協議会 (浦勝良会長)。 当日は、窓を開け、除菌ジェルとマスクを…
「色川の小さな解体処理施設だものみち」(原裕代表)の開業により、野生動物取扱衛生講習会が、6月24日に小坂集会所で開催された。 県の食品・生活衛生課職員から、野生動物の捕獲から解体まで食肉としての安全を守るための具体的…
先月号で、大野の里山づくりのことを紹介した。今月号では、熊瀬川と円満地で木の伐採が行われ、集落が明るくなったことを紹介したい。 熊瀬川の川沿いで、昨年9月に、道路沿いの木100本近くの伐採が行われた。農水省の事業を活用し…
10月6日、色川青年会(原洋平会長)初の試みとなる、カーブミラーの清掃が行われた。 「カーブミラー」とは「見通しの悪い区間、地点において車両が安全かつ円滑に走行するために他の車両または歩行者を確認するためのもの」とあ…
3月2日快晴。西部地区の住人が集まり、籠のグラウンドに6本の枝垂れ桜を植えた。 成長し、枝を広げてもいいように、十分に間隔をあけて、桜を据えた後に、丸太で土留めし、土を入れる。 籠のグラウンドでは毎晩「ピー」…
「よもぎのあんもち、うまいやろ。もちつきしよら」 数カ月前の「色川だより」(新宅伸一代表)の編集会議で、伸一さんから出た言葉。 「なぜ『色川だより』でもちつき??」というみんなの疑問は、そっと胸にしまい込み、…
最近、各集落で明るくする活動が進んでいるのをご存知だろうか? 南平野地区では、猿がよく来ていた川沿いの栗や柿の木がなくなり田んぼ周りが明るく。小阪地区では、県道下の雑木が伐られ棚田の見通しが明るくなった。口色川地区では診…
蛇口をひねると水が出る。そんな当たり前なことが日常の現在。その水が出ないとなれば一大事だ。蛇口をひねらなくても常に水が出ている家も多い色川では、山の水源や川からホースを使って水を引いている。そのため雨が降ると濁ったり、寒…